TA分析(Transactional Analysis)は精神分析の創始者 フロイトの流れをくむ、精神科医 エリック・バーン博士によって開発された臨床心理学です。
コミュニケーション、モチベーション、人間関係論などさまざまな理論がありますが、自分自身に対する理解が足りなければ、単なる「ノウハウ」になってしまいます。対処療法としてはそれでいいかもしれませんが、本質的な関係改善、問題解決には、自分自身の理解と、自己成長が欠かせません。社員各自が自己成長するということは企業も成長発展するということにつながります。
TAを中心とした研修のエッセンスは、そこにあります!
TAの目的は、主体的・自立的によりよく生きていくために、子供の頃に無意識に身につけてしまった自動反応で起こる「自己防衛」を自覚し、役に立つものは強化し発展させ、役に立たないものを手放していくプロセスを援助することです。
一人ひとりが本当に「成長」することで、組織全体も活性化し、生産性も向上します。
ヒューマンスキル開発センターのTA PACK SYSTEMは、60問の質問に答えるだけで、非常に精度の高い適性検査の結果を出すことができるツールです。1994年より、官公庁・上場企業・医療機関・福祉施設などの採用、研修に活用され続けています。
このTA分析を受診すると、TAの診断結果を元に、人事担当者は、受診者の性格分析と成長に向けた指導、配置転換、また採用時の有効な判断資料として活用できます。
◆TAは、こんなことに効果を発揮します!◆
採 用 |
採用
面接
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採用予定者の人柄の把握し資質を見抜くことにより、自社にあった人材の確保が可能になります。また面接の際にサブツールとして活用することで、限られた時間のなかでの面接をより効果的かつ有効的に行えます。 |
配属 |
人柄を理解した上での適材適所の配属が可能になります。また解析結果 を配属先の上司が把握することにより、OJT指導が円滑化されます。 |
人 事 |
人事
配置
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適正配置の参考資料として利用できます。適正に合わせて上司と部下のマッチングを図ることが可能になり、職場ストレスの軽減、業務の効率化につなげることができます。 |
人事
評価
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定期的に診断を実施することで、採用時からどのように成長したかを知ることができ、人事評価・アセスメントの補助材料として活用できます。 |
人事
管理
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部門・グループ、職務、職種、役割など、集団の特徴の把握が可能になり、人事教育施策策定のための補助材料として活用できます。 |
目標管理 |
業務状況と合わせて具体的な目標設定のツールとして活用できます。 |
教 育 |
OJT |
上司・同僚・部下・後輩等の人柄を把握することにより、職場の人間関係が円滑化されます。 |
キャリア
開発
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部下のキャリアに対する自覚をより強く訴えるカウンセリングに活用できます。 |
研修 |
階層別・職能別 自己啓発、ライフプラン研修等に活用できます。 |
カウンセリング |
アセスメント、ゴール設定の補助材料として活用できます。また定期的に診断を実施することで、目標達成の度合を客観的に確認することが できます。 |
メンタルヘルス |
気づかず進行するバーンアウト、うつ、意欲減退、「やめたい症候群」 はいずれも早期発見が大切です。「自分で行う」早期発見、「上司が 行う」早期発見が可能です。 |
自己啓発 |
自身の人柄、心理傾向などを客観的に評価し、人格の形成過程や心理の 働きへの理解を深めることができます。また定期的に診断を実施することで、自己成長を確認することができます。 |
このTA分析を受けた従業員様に対し、人事担当者は @エゴグラムを読み取り、Aそれぞれの項目の意味、波形の意味を説明し、B理想的な形に近づけるためにはどのようなことに気をつければいいのかを指導できるようになり、Cリーダーシップ開発や Dメンタルヘルスサポートにも効果をあげることができます!